二宮町気候非常事態宣言アクションとして「吾妻山棚田の生きもの教室」を2023年5月27日に開催しました。


NHK特集「超進化論」

子どもシリーズで注目の長野県の蕎麦畑の調査。

収穫の1ヶ月前から畦の草刈りをしない場合昆虫の多様性が1,5倍、着実率が約1,3倍になるという結果を受けNHK技術者による夜間調査で畦が生物多様性の「寝床」になり、昆虫達の移動を促進していること、多様な昆虫が受粉を促進しているという宮下教室の実験が取り上げられていました。宮下先生は大学院生をつれて2度当法人の田・沢部が回復した棚田を調査。「ここは生物多様性に資する農法をされていることがひと目で解った。さらなる多様性のためには複数の田圃でエリアを広げネットワーク化することが重要、それができたら素晴らしい!」と言われました。

地域支援センターそしんラウンジでの座学では「身体の外の生物多様性と同様に身体の中の生物多様性も非常に重要。5歳までが腸内細菌等の免疫機能が定着するので今日は小さい子どもたちが田圃で遊ぶ姿を見れて本当に嬉しい。

学生たちにも良い経験だった」と言われました。碩学とお人柄に参加者はすっかりファンに!

引き続き宮下先生の経年の調査を計画します。