【実習】10:30〜12:00
本日は初夏のような晴れ模様の中、下記の実習が行われました。(16組20名)
<実習の内容>
①鞍築
キュウリ・ナス・トマト・ピーマン
の種と苗を植える4箇所に鞍築を行いました。
❉竹炭:1掴み
❉椎茸堆肥:2掴み
を混ぜて葱を刺しました。
(前回の記録にて鞍築のやり方を記載してます)
②4種類の種まき
(二見さんの見本:キュウリ・インゲン・枝豆・落花生)
[キュウリ]
鞍築+葱を刺した箇所近辺に種を播きました。
(種の向きを揃えて2粒)
[インゲン]
作付け図通りキュウリの近くに一粒ずつ縦のラインで播いていきました。
[枝豆]
作付け図には山側一直線と記載がありますが、今回はインゲンの種を蒔いた畝の所にのみ播いています。
(他の箇所は2週間など時期をずらす+追い播きで播いていくそうです。)
3粒ずつまとめて横のライン3箇所に播きました。
(3株育ってきたら、2株にする)
※鳥さん対策
ペットボトルあんどん又は草マルチを厚く被せておく
[落花生]
作付け図通りの場所に、2粒播きました。
◎ポイント
育つと広範囲になるため、種と種の間隔を45cmは空けること。
芽が出る角の部分を下にして播く。(わからない場合は横で播く)
また
❉鳥さんが発芽した双葉を食べてしまう
❉育った落花生を動物が食べてしまう
対策として今年は種播きの段階で緑色のネットを設置しました。
(昨年度は、落花生が育ってからネットをしました)
③花が咲き種を作り始めた野菜たちについて
花が咲き種が出来ると種に土の栄養が取られてしまうため種を取らない場合は、早めに倒してしまう。
倒す際は細かく切って早く土に戻るように畑に戻す。
(じゃがいもとトマトは例外で畑に戻してはいけない)
種を残す場合は、残す種分以外のところは切ってしまうようにする。
<それぞれの作業>
■鞍築
■種播き
■収穫
■草刈り
【座学】10:30〜12:00
テキスト:P171
本日は雨天のため実習は延期となり、座学が行われました。(17組20名)
[畑について]
次回の実習までに一度は草の管理に行ったほうがよいとのことです。
(これからの季節は雑草の伸びが早いため、やっておくことで後々少しは楽になります。)
①鞍築について
鞍築とは、土を少し盛り上げて畝をつくることで
土壌の排水性向上させることを目的にしている。
(二宮は雨が多いため、水捌けを良くするためにも行う)
[苗と種を播くまでに行う]
苗を植える1ヶ月前には行う
⑴鞍築をする場所から
20cm範囲ほどの雑草を抜き草マルチも寄せておく。
⑵ポット2つ分土を、抜く左右に置く。
この時に土の微生物の構造をなるべく壊さないように置いておく。
⑶空いた箇所に堆肥を1掴み×3入れて混ぜる
❋しいたけ堆肥×2掴み
❋炭×1掴み
堆肥を入れるのは、
種の養分となる実を人が食べてしまうため、
無くなってしまった種が育つ分の養分を補うため。
⑷抜いた土をそのまま戻す。
⑸植えるまで長ネギを挿しておく。
堆肥も異物にはなるため病気のリスクを防ぐ、
天然の抗生物質を出す葱を使用する。
→長ネギはスーパーで買った葱の下2〜3cmを
水につけて根を出させたものを、挿すでも◎
→長ネギと夏野菜は助け合う関係性
②キュウリについて
[播き方]
❋キュウリを植えるところにも鞍築をする
❋キュウリは2粒播きをする
なるべく種の向きを揃えること
→双葉が同じ向きで出ると根が絡み合わないため
→発芽率70%のため2粒播けば1つ発芽するとの考え
※ウリ科は、自家受粉できないため基本2株セットで植える。
→二宮農園では他の畝にいるため、1株で植える。
※キュウリは根が浅い所に広がるため
畝に何個か並べて植えると根を守れて育てやすい。
→二宮農園では、草マルチと畝を高くしているため
踏むリスクはない
③枝豆・ツルなしインゲンについて
豆類は、窒素分を一番出してくれる作物。
夏野菜が育つ窒素分が必要となる時に、
吸収できるように早生で夏野菜サポート要員として播く。
枝豆:盆茶豆(90日タイプのもの)
つるなしインゲン:キュウリに窒素分を与える要員
ピークが短いため2度播きする
(慣れてきたらつるありがオススメとのこと)
[播き方]
◯ ◯ ◯
間に1円玉ほどのスペースを開けて、豆類は3粒播きする。
→育ったら2株だけ畝にあるように間引く
※枝豆をしっかり食べたい場合は、
花が咲き始めた時期から水やりを継続する。
(一度やったら継続する必要あり)
④二宮農園が自然栽培を選ぶ理由
❋協生農法は、混植・多品種栽培が基本となり、
土を豊かにするため。
200人規模のスケールメリットにはなるが、
その方向性を目指していること。
(何も特別なものがなくても、
自然を上手に向き合いながら育てられること)
菌ちゃん農法や炭素循環農法は、
すぐ欲しい場合には最適。
⑤じゃがいもについて
[畑の時期について]
梅が咲く頃は、
地温が5℃以上になることが多く、畑を始める時期になる。
桜や藤の満開のタイミングは、霜が降りなくなる時期。
梅が咲いて桜が咲くくらいまでには、
じゃがいもを植えるとよい。
→早すぎても霜の恐れ、
遅すぎると沢山は実がならないため、見極めが必要。
[じゃがいもの特性と季節]
畝を高めに(鞍築)作ってき、乾燥に強く水が苦手のため、梅雨前には葉をしげらせるように、気候を見極めて植える。
⑥夏野菜について
夏野菜を育てる前に土が肥えている必要がある。
そのために、春秋の豆・アブラナ科を育てことで、
土を有機化していく。
[野菜選びのポイント]
葉が大きいと光合成する面積も大きいため、
土を肥やすための影響も大きい。
⑦虫について
土壌が整えば、野菜自身の力で追い払うことができる。
(それまでの虫食いはある程度はしょうがないという意識で行う。)
今の季節は、アブラナ科の蕪が狙われやすい。
アブラナ科が好きな虫はキク科が苦手のため、先にキク科(レタスや春菊)をしげらせた状態でアブラナ科を播くのが一番よいとのこと。
[次回]
今回行えなかった実習は下記です。
■持ち物
・根っこつき長ネギ4本※自宅で食べたネギの根元3~4cm残しておく
・種まき用タネ(インゲン、エダマメ)
・追い蒔き用タネ(人参、子カブ、ほうれん草、コマツナ、ラディッシュ)
・手袋、長靴
・お持ちの方は3点セット(鋸鎌、ハサミ、移植ごて)
■活動予定
・鞍つき
・ネギ挿し4か所(ナス、ミニトマト、きゅうり、ピーマン)
・種まき(インゲン、エダマメ)
・間引き(人参、子カブ、ほうれん草、コマツナ、ラディッシュ)
【当日対応】
★運搬:10:00 二見家→二宮農園
・シイタケ堆肥1体
当日に運ぶ荷物がありますのでご確認下さい。
【実習】10:30〜12:00
本日は初夏のような気候の中、実習が行われました。(17組20名)
<実習の内容>
①育苗用の土づくり
二見さんの土づくりの様子を全員で見学し、作った土をポット×8に詰める作業を行いました。
[育苗用の土づくりの材料]
⑴完熟堆肥(草堆肥 or 落ち葉堆肥 or 金の土)
⑵畑の土
⑶籾殻燻炭か竹炭(炭はアルカリ性を抜く必要がある)
※二宮農園では金の土を使用していますが、高価なため作りやすいものとしては草堆肥がおすすめだそうです。
※完熟堆肥は、肥の中でも分解・発酵が十分に行われた堆肥のこと
※⑶は手に入る場合
※動物性堆肥は、抗生物質・畜産薬品の使用、遺伝子組み換え飼料を食している可能性が高いため、土壌づくりには使用したくない。
[土と水分のバランス]
①〜③と水を手で満遍なく混ぜていき、手で握った際に塊になるくらいの水分量にする。
※握って水分が滲み出るのは多すぎる
[ポットへの土の詰め方]
土づくりからポットに入れる段階で水を含ませておき、
3回くらいに分けて、耳たぶの柔らかさくらいで詰めていく。
(ポットの溝があるところまで)
※昨年はカチカチに詰めましたが、今年は柔らかめに詰めていきました。
[雑学:土について]
土は水より、
*温まりやすく冷めやすい
*湿りやすく乾きやすい
②ポットへの種まきと見守りについて
本日実習で作りましたポットを持ち帰り、各自種を播き発芽を見守ります。
[ポットに播く種]
・三重ピーマン:3ポット
・真黒なす:2ポット
・ミニトマト:3ポット
[ポットへの種まき方法]
①土に太いペンを押し付けて穴を開ける
②穴に種を置き、土に押し付ける
③周りの土を軽く被せる
④水が下の穴から滲み出るまで、チョロチョロと水を与える
⑤ポットを新聞紙で包み、3日間そのまま置いておく
⑥3日経ったら新聞紙を外す
[水やりのポイント]
自然の環境に置いたときに負けないように、育苗の段階でも少し厳しめにお世話をする。
*土が乾いてきた段階で、チョロチョロと水を与える。
*発芽した後の水やりのときは、芽に当てないように土に水を与える。
*ジョウロは、細かく水が出るものがおすすめ
[温度のポイント]
*直射日光が当たらない、暖かい場所で育てる
[発芽までの目安日数]
3日〜10日前後で発芽していない場合は、種を播き直すこと。
③じゃがいも
前回座学の際に配られたじゃがいもを、それぞれ日に当てたり、カットしたものを持参しました。
本日時間内でできなかったためじゃがいもは回収し、明日以降二見さんが播かれるとのことでした。
(写真にカットしたじゃがいもがあります)
④その他種まき
発芽していなかったものの追い播きと人参の種まきも行いました。
(枝豆も気候的にはそろそろ播いて大丈夫とのことです。
収穫までの3ヶ月後を想定し、収穫したい時期も検討して播くとのこと。)
<それぞれの作業>
[8期生]
■ポットづくり
■追い播き
■自分の畝の管理
[7期生]
■ポットづくり
■追い播き
■自分の畝の管理
■収穫
(現在下記の野菜が植っています。)
・そら豆
・ツルなしインゲン
・ニンニク
・ブロッコリー
・にんじん
・かぶ
・大根
・麦
・ほうれん草
・小松菜
・山東菜(菜の花収穫できました)
・サニーレタス
・春菊
・子蕪
・ラディッシュ
【座学】9:00〜11:00 テキスト:P172〜180
お天気がよい畑日和でしたが、昨日降った雨と雪の影響で本日は座学のみとなりました。
座学では、ジャガイモを播く(おろす)ための準備の話を中心に、種の播き方や育苗について学びました。(17組19名)
[雨の後の畑について]
土が粘土化しやすく、団粒構造が崩れることにより、表面が固くなってしまうため、
雨などが降っている+降った後は基本的に畑への立ち入りは要注意です。
①種蒔きについて
[直播き]
直接地面(畑)に播くこと。
直根系の野菜は直播きとなる。
(大根・オクラ・人参など…)
コツ:
①極力土を平らにした状態にする
②種を土に馴染ませるために押し付ける
③水が上がるようにするため、均して平らに土を被せる
❉点播きというものもある。
→えんどう豆などは2〜3粒を点々と播く。
[雑学]種を播く→種をおろす という表現があるそうです。
②ジャガイモについて
本日の座学では、参加者は畑に播くためのジャガイモを2つほど持ち帰りました。
今年も種芋が不足しているため、今後自家採種もできるようにしていきたいとのこと。
(今回MMファームの松崎さんよりいただいたそうです)
[種芋品種]
デストロイヤー 別名:グランドフェチカ
長崎県雲仙の方の品種であり、種について問題意識を持った俵正彦さんという方によって開発された品種。
特徴:赤い/病気に強い/芋がなりやすい/水と暑さが苦手
デメリット:赤系の芋は芽が出やすいため保管が難しい
※種芋として使うものは、小さいサイズがよい。
[保管方法]
風通しがよい場所で保管
[畑に播くまでにやること]★
1週間前から、日に当て満遍なく緑化させる。
(直射・30℃を超えず、煮えないようにだけ気をつけること)
※今年は小さい+基本的に切ると病気のリスクがあるため、切らずに播きます。
大きいものはカットするそうです。
[カットする場合]播く2〜3日前
①おへそ(茎側)の反対側の根が密集している方を切る
②表面を風通しの良い場所で保管し乾燥させる
[ジャガイモの病気について]
野菜は、基本的に病気になったら治らず、同じ場所では育てられなくなります。
→病気を防ぐことが重要
→自然栽培などではない慣行農法の畑では、カットした種芋は避けた方が良い。
対策:ジャガイモの畝に葱を一緒に植える
→葱が天然の抗生物質を出して病気を防ぐ
連作も、ジャガイモの習性と葱の特性を使うことで可能とのこと。
③育苗について
これから夏野菜のための育苗に向けて、育てるためのコツを学びました。
[ポイント]水と温度
水:与えすぎない、土が乾いてきたくらいのギリギリ感
コーヒーのドリップ式のように染み込ませる。
→チョロチョロと与えポットの下から出てくるくらいまで。
温度:暑すぎず煮えないくらい
→テキストP174の生育温度を覚えておくとよいそう。
<次回>
①ジャガイモを播く
②人参の種播き
【実習】10:30〜12:00
本日は暖かく風もない良いお天気の中、下記の実習が行われました。(17組20名)
<実習の内容>
①今年度の作付け表の配布
今年から畝立ての作付けを1年毎に位置を変えていく。
(2年目の7期生は、昨年と南側と北側で逆になっています)
二宮農園では連作による不作はあまりないようですが、
基本的には、同じ場所に同じ種類の野菜を育てると病気や不作の原因になるため避けるそうです。
②5種類の種まき
(二見さんの見本:ラディッシュ・サニーレタス)
ラディッシュ:ばら蒔き/種:二分の一
小蕪:筋蒔き/種:二分の一
黒水菜(小松菜):筋蒔き/種:二分の一
サニーレタス:筋蒔き/種:四分の一
春菊:筋蒔き/種:二分の一
※種は、発芽しなかったとき用(追い蒔き)に多めに入っています。
作付け表の2月を元に種を蒔きました。
サニーレタスのみ2月に記載がありませんが、5月の位置で本日蒔いています。
[ラディッシュついて]
きゅうりを植えるまでの土づくりの役割として蒔き、ラディッシュが成ったり、きゅうりを蒔くタイミングなどで収穫をしていくそうです。
[現在の気候について]
現在二見さんの所見だと、土も山もかなり乾いているとのこと。(土の温度が低く水分が少ない状態)
風などでも土の温度や水分が飛んでしまうため、しっかり草マルチを種を蒔いた箇所に被せます。
(草が足りないため、今回刈り取った稲を用意くださり、草のほかに稲も被せています。)
[豆科の種について]
手で触れたりするだけで、発芽スイッチが入ってしまうため取り扱いに注意。
[緑肥について]
畝の縁に蒔いた緑肥の芽が出てきています。
まだ小さいため踏まれてしまうと枯れてしまうため、畝間を歩く際は注意が必要です。
<それぞれの作業>
[8期生]
■種蒔き
[7期生]
■種蒔き
■自分の畝の管理
■収穫(現在下記の野菜が植っています。)
・そら豆
・ツルなしインゲン
・ニンニク
・ブロッコリー
・にんじん
・かぶ
・大根
・麦
・ほうれん草
・小松菜
【実習】10:30〜12:00
本日は暖かく風もない良いお天気の中、下記の実習が行われました。
(15組・17名)
<実習の内容>
①緑肥を蒔く
畝立てを行い、(7期生も畝が平たくなっている方は整え)緑肥を畝を囲むように端(溝)に蒔きました。
[注意]
蒔きたては踏んでも問題ないですが、作業中に踏まないようにすること。
また作業の際に邪魔になることがある場合は高さ15センチくらい(高くなりすぎないほど)で上部を切っても大丈夫だそうです。
②[春蒔き用]
自宅で育てる苗ぽっとの土づくり
各自自宅で種を蒔き育てる用の土づくりを、全体で行いました。
下記の土を上から順に
◯10:△2:□1の割合で加え
農園の土を写真計量カップ量で採取し、
すべてを混ぜ合わせて土嚢袋に入れて暫く馴染ませる。
(次回以降水を加えるそうです)
苗が上手に育てば半分は上手くいくとのことで、土づくりと苗を育てることは重要になります。
二宮農園では肥料は、ギリギリのラインで使用することが前提で土づくりを行っています。
(野菜自体が必要以上に栄養を際限なく吸ってしまう性質のため。野菜が腐りやすいなども。)
~使用した土~
◯カネア 銀の土
http://www.kanea.jp/product/select.html
◯椎茸堆肥(写真にある計量カップの量)
二宮農園椎茸班の原木のものを使用※昨年は金の土を使用したため、こちらの堆肥は含まれており不要でした。
△タネノタキイ 野菜と花の種まき培土
https://www.komeri.com/shop/g/g1929252/
□ピノスのくん炭
https://matsui-inc.co.jp/agriculture/pinosu2/
[農園の土の採取について]
ふるいにかける際に、土の塊と根っこと草は避けて行うこと。
※塊の土は団粒化していない+他の草の種などがなるべく入らないようにするため。
[苗づくり用のポットについて]
二宮農園では小さいものを使用しており、苗の育ちによっては(ベストのタイミングで植えられない場合)、ポットを大きくしていく必要があるそうです。(小さいままだと根が張れなくなってしまうため)
※活動予定にありました、ジャガイモ共同畝のカヤ退治は時間が足りず、次回以降行うことになりました。
<それぞれの作業>
[8期生]
■畝立て
■畝を囲むように緑肥蒔く※
[7期性]
■自分の畝の管理
■収穫
(現在下記の野菜が植っています。)
・そら豆
・ツルなしインゲン
・ニンニク
・ブロッコリー
・にんじん
・かぶ
・大根
・麦
・ほうれん草
・小松菜
■畝を囲むように緑肥を蒔く※終わっていない方もいます。
【種の仕分け会】13時〜15時
町民センターにて、春蒔き用の仕分けを行いました。
緑肥も含め15種各自袋を持参し必要分を持ち帰りました。
欠席の方の分は、参加者がまとめてくださっていますので、ご確認ください。
[種の保管について]
発芽センサーが働かないように素手であまり触れず、蒔くまで紙袋に入れて風通しの良い場所にて保管を行う。
【懇親会】15時〜17時
仕分けが終った後に行われ、自己紹介や各自お茶菓子などを食べながら交流が行われました。
本日は暖かく雲もない良いお天気の中、下記の実習が行われました。
(16組・18名)
<二見さんのお話>
①畝の雑草と草マルチについて
畝の雑草を刈った際は、畝の上に戻し、土が剥き出しにならないようにすること。
(朝露などから水分を取れるよう+土の肥やし+乾燥しないためなどの理由から)
②2025年の春播きの種リストの配布
固定種をベースに種を下記の場所で毎年購入をしている。
[購入先]
・光郷城畑懐 浜名農園
https://kougousei-hafuu.shop-pro.jp
・自然農法センター
https://www.infrc.or.jp
[きゅうりについて]
きゅうりのバテシラズ2号のみF1種を使用。
種子親は「夏すずみ」x「河童盛夏」としっかりした品種のため選出。3号もありますが、二宮農園では2号の方が環境に合っているそうです。
https://www.infrc.or.jp/seeds/796/
[緑肥ミックスの播く位置について]
昨年は"畝間"に播いていましたが、踏みやすく上手に機能していなかったため、畝を囲むように"畝の端"に播く。
[さつまいもについて]
今年は別の畑にて畝を立て育てるそうです。
<それぞれの作業>
[8期生]
・畝立て
・草刈り
[7期生]
自分の畝の管理(現在下記の野菜が植っています。)
・そら豆
・ツルなしインゲン
・ニンニク
・ブロッコリー
・にんじん
・かぶ
・大根
・麦
・ほうれん草
・小松菜
またOB(2期生)より農園生に、
*ハヤトウリ
*菊芋
のお野菜(食べる用)のお裾分けをいただきました。
ありがとうございました。
今期初めての座学と畑の実習が実施されました。
座学の時間を利用し、8期生と7期生と運営で携わってくださるOBの方たちとの顔合わせと共に、
座学の前に自己紹介や畝決めも行われました。(19組23名)
【座学】9:00〜
座学では、書籍テキストや資料を元に学びました。
(テキストは、P4・P161〜P163を各自参照)
❋二宮農園の趣旨
❋慣行栽培と自然栽培
❋2年間で栽培する作物
❋栽培の大まかな視点
(草や根や普段使用する農具※の利用方法)
❋二宮町の風土に合う自然菜園
※配布資料3種
・二宮農園座学の年間予定(2025)
・春の栽培リスト
・作付け表※作付け表は今回8期生のみ配布(7期生は昨年配布済みのため)
次回までに作付け表は今年版のものを作成予定
※主に使用する農具3点:鋸鎌ぶどう用の摘粒鋏/移植ごて
(農園で無料貸し出しで、使ってみて自分用のものを購入すれば良い)
また、昨年卒業生の時期や栽培時期によって収穫のタイミングを逃してた作物を
今期よりハーブ畑を利用し共同畑として移すことも検討(ニンニク・えんどう豆・ブロッコリーなどの作物。)
【実習】11:00〜
7期生は自分の畝の手入れを、8期生は畑の見学と自分の畝の位置の確認を行いました。
8期生は次回までに下記の物があるとよいそうです。
❋手袋
❋土が入らない靴
※農具は慌てて購入しなくて大丈夫(軍手は使い捨てになってしまうので、農園用のゴム手袋がオススメ)