2025年7月19日、20日の2日間にわたり、自然菜園家の竹内孝功さんをお招きし、ワークショップと講演会を開催いたしました。多くの方にご参加いただき、会場は熱気と笑顔に包まれました。
ご参加いただいた皆様からのアンケートでは、「大変満足」との声が大多数を占め、竹内さんの軽快で楽しいトークと、自然への深い愛情が伝わるお話に、多くの感動の声が寄せられました。
参加者の心に響いた竹内さんの言葉と学び
アンケートでは、参加者一人ひとりが、ご自身の暮らしや活動に活かしたい「言葉」や「学び」を見つけられたことが伝わってきました。
タネは土の上で死にたい:古いタネも、袋の中で捨てられるのではなく、土に還してあげたいという、タネへの感謝と命の循環を感じさせる言葉に、多くの方が感銘を受けていました。
人は正しいから来るんじゃない。楽しいから来る:何事も「楽しむ」ことが、人を惹きつけ、継続する力になるというメッセージに、共感の声が多数寄せられました。
トライ&エラーを楽しむ:完璧を求めず、失敗も次の成功に活かしていく自然菜園の姿勢が、生き方そのものにも通じると感じた方が多くいらっしゃいました。
多様な生き物との共生:害虫も益虫も、自然界に必要な存在であるというお話から、多様性を認め合うことの大切さを学んだというご意見もいただきました。
参加者が描く「農的な暮らし」と「二宮町の未来」
今回のイベントをきっかけに、参加者の皆さんは、改めてご自身の理想の暮らしや、二宮町の未来について想いを巡らせてくださいました。
理想の暮らし:気の合う仲間と美味しい野菜を分かち合いたい、自分も自然の一部でありたい、可能な範囲でお金に頼らない暮らしを目指したいなど、自然とのつながりを大切にした、心豊かな暮らしを思い描く声が多く聞かれました。
二宮町の未来像:プランター菜園などを通じて、挨拶やお裾分けが増え、コミュニティが豊かになることを期待する声や、自給力のある町は災害にも強くなるという意見がありました。また、自然菜園が広がることで、人も含めた多様な生き物が共生し、町の魅力が一層輝いていく未来を想像する声も寄せられました。
未来への一歩
「まずは草刈りから始めたい」「種を蒔きたい」「野菜を使った料理教室を開きたい」など、イベントでの学びを胸に、未来の二宮町のために、ご自身ができることから始めたいという、前向きな決意をたくさんお聞かせいただきました。
ご参加いただいた皆様、そして素晴らしいお話をしてくださった竹内孝功さん、本当にありがとうございました。
今回のイベントが、皆様の暮らし、そして二宮町の未来を、より豊かに耕していく一助となれば幸いです。