環境づくりフォーラムとは17年前から二宮町生活環境課と約30の町内環境団体がつながって交流、さらに参加の輪を広げ啓発することを目的に立ち上がった官民連携のプラットフォームです。毎年5月にラディアンを活用したイベントを開催しています。

わたしたち「農ある暮らしを広める会」は2018年から展示ギャラリーでの活動紹介や大地再生、二宮農園の「農ある暮らし」の紹介で参加しました。

コロナ下、2021年からは地球環境基金の助成金を活用して協働啓発事業として、子どもたちを真ん中に据えた環境シンポジウム「ぼくたちわたしたちの地球会議」に環境づくりフォーラム参加団体として協力、第一回は町内13の環境にかかわる団体、事業者を子どもリポーターがグループで若者のサポートで訪問、活動し、ラディアンホールで映像と共に紹介子どもたち、若者から子どもたちの地域づくりへの参画をアピールしました。

基調講演は井上岳一さんの「千年続く二宮をつくるには」子どもから大人までが風土にかかわるまちづくりを全国の事例を引いてお話いただきました。


「ぼくたちわたしたちの地球会議2022」山と水をテーマに山林部が中心になって4つのプレワークショップを開催。子どもから大人までが山水の学びを体験しました。 


さらに、湘南二宮・ふるさと炭焼き会の窯出し、農ある暮らしを広める会の沢見学もプログラムに加え二宮の小山郡での山仕事の一端を実際に体感しました。

「日本列島回復論」で日本の山水の資源の重要性を訴えられた二宮で子育て中の井上岳一さんがグリーンウッドの「森の鉛筆づくり」の削り馬の設計図を提供いただきました。

地域の方と若者団体「もりびとNOA」の協力で3台を製造しました。


5月15日のシンポジウムでは中村桂子先生の38億年の生き物の歴史を踏まえた基調講演「わたしたち生き物の中のわたし」の後、山水郷ワークショップ参加者、当法人理事長、山林部、湘南二宮ふるさと炭焼き会、ファシリテーター井上岳一さんで地域の里山に関わり、子どもから大人までが山水に移植ごて一本で関わる奥深さを語り合いました。


エコフェスタ2022ラディアン展示ギャラリーに掲示された二宮里山マップは当法人メンバーの力作で、二宮の人と自然が循環する協働のまちづくりを表し好評でした!